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2008年7月

2008年7月24日 (木)

裏方作業

「メンタルフレンド活動」というと、皆さんはどんなことを思い浮かべるでしょうか?施設や病院へ行って子供達と遊び、心の支えになるような支援をする。正解です!いろんな場面で子供達は不安や問題を抱えています。それに寄り添って、”大丈夫だよ””それでいいんだよ”という安心感を与える。また、一緒に元気に遊ぶことによって、今おかれている困難な状況を少しでも忘れて、子供本来の元気さを取り戻してあげる。そんな活動だと私は思っています。でも、「メンタルフレンド活動」はいつでも、どこでも誰とでもという、コンビニのようなことは出来ません。施設や病院の都合もあるし、なんといっても学生さんは授業という最優先すべきものがあります。なので、活動したい気持ちはあるけれど、なかなか参加できない。という、ジレンマもあるのではないでしょうか。そこで、今日は授業の空き時間を使って、「メンタルフレンド活動」に必要なものを作ってくれた方達の作品をご紹介させていただきます。私はこれらを作ってくれた学生さんたちの活動も立派な「メンタルフレンド活動」だと思っています。活動の内容はさまざまです。一度自分が出来そうな活動があるか、ちょっとGP室をのぞいてみませんか?

                     
  左下 がんセンター小児病棟内に掲示する一日のスケジュール表。右下 市民病院メンフレ活動で使うメダル。                               

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2008年7月15日 (火)

メンフレこぼれ話(その1)

当時の貴重な活動写真です

 新潟県で最初にメンタルフレンド活動が開始されたのはその頃,新潟市川岸町にあった中央児童相談所に於いてでした。(現在は当時の建物を全面改築して新潟市児童相談所が使用しています。)その頃も県の中央児相では既に不登校児(当時は登校拒否児と呼称)に対するグループ指導(私は親グループ指導担当)が隔週木曜の午後に実施されていましたが,ある日の午後から児童グループに新潟大学生数名が参加し始めたのです。
 指導に当たる私たち児相スタッフも初めてのことで,どの様なことが引き起こされるのか全く手探りでのスタートでしたが,始まってみれば何のことはない,学生さんたちは屈託なく子どもたちと関係を創り出して当たり前のように楽しく過ごしてくれたことを覚えています。その意味で「今時の若い者は...」ではなくて,若い皆さんの「素晴らしさ」には今も昔も少しの変わりもないのです。当時の子どもたちは既に30歳近くのパパとママになっていることと思いますが,みんな「子どもたちの気持ちが誰よりも良く解る心優しい子育て」をしているに違いないことを確信しています。
 ついでながら,当時のメンフレ活動を一緒に立ち上げた仲間の一人は某児童相談所の所長さんでガンバっておられますし,何を隠そう,当時の主任心理判定員さんこそ本学GP指導室へお招きしているS先生であることも忘れずに告白しておきましょう。(GP4317)

2008年7月14日 (月)

第1回 市民病院メンタルフレンド活動

Photo_2 6月26日(木)第1回 市民病院メンタルフレンド活動が小児病棟内のプレイルームで行われました。看護科の4年生4人と2年生2人の計6人が活動し、入院中の子供達8人と楽しく歌や工作、ゲーム、絵本の読み聞かせをしてすごしました。
今回行った工作は「手作りパズル」というものです。厚紙2枚を貼り合せ、そこにあらかじめ下絵を描いたものを持って行き、子供達が色を塗ったり、切ったりして自分だけのオリジナルパズルを完成させました。その準備をしてくれたのは、福祉科の2年生の方達です。
病院での メンフレ活動は感染症検査を受け、それで問題のなかった人しか活動できないため
、誰もがすぐに始められるものではありません。でも、こんな風に子供達の喜ぶ顔を想像しながらできる活動というのもあります。今回は、実際に病院へ行って子供達とふれあった学生と、それを支えた学生との力が合わさって出来たメンタルフレンド活動であったと思います。 Photo_2

2008年7月11日 (金)

本日より「GP指導室だより」をはじめます

日々のメンタルフレンド活動の様子を写真を交えながら、少しずつ紹介していきたいと思います。