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2009年1月24日 (土)

古いもの

時代を超えた本物

 我が家の風呂釜が最近不調です。築20年近く経過する古い家で,水栓の水漏れ,キッチン扉の開閉,水冷クーラーの異音,床板の歪みなどなど設備関係が一斉に悲鳴を上げ始めています。元来,気に入った物はとことん使い続ける私(今の腕時計も大学卒業後,ただの一回も買い換えてはいません)としては気になる事態発生です。

 消費は美徳と言われた「使い捨て時代」からリサイクルなど古い物の良さを大切にするスローなライフスタイルが見直されていますが,単に古けりゃ何でも良い訳ではなく,それが時代を超えた本物であるかどうかと言うことが鍵を握っています。今も大切に使い込まれる古民家は新建材やプラスチックのそれとは違うのです。「時代」が物の真偽を確かめ,その味と光に磨きをかけてくれるのです。

 恥ずかしながら,暦を一巡(還)りし終えた今,とうとう20日間の定期点検(入院)を終えたばかりですが,はたして中身も「本物」かどうかいよいよ試される時を迎えつつある私です。(GP4317)

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