第2回 外来を見学させてもらいました
新潟青陵大学看護学科3年生の金子愛美、齋藤ありさ、内藤真理子です。
今回は、南部郷総合病院の外来の様子を報告します。
看護部長の吉澤浩子さんに連れられて最初に行ったのは救急外来です。
だいたい、1日に3~4台の救急車が来るそうです。
救急外来はコンパクトな作りになっていて、動きやすく医療者が少人数でも対応できるようになっていました。
南部郷総合病院では、この地域の二次救急を受け入れているそうです。
救急隊と協力して搬送される患者さんのケアを行っています。
近くに村松公園があるため、春になると急性アルコール中毒で運ばれてくる患者さんが多いそうです。
みなさん!飲み過ぎに気をつけましょう。
次に、外来を見学しました。
受付では、ナースが初診の患者さんの話や症状を聞いて、どこの科に行けばよいのかを判断します。
高齢者が多い地域だからナースが優しく教えてくれるのは安心できます。
新型インフルエンザなどの感染症発生時も的確な判断が行われることにより、他の患者さんへの感染を未然に防ぐことができると感じました。
再診の患者さんは、診察券を自動受付機に入れるとカルテが自動的に外来に送られるそうです。
これによってスムーズに診察が受けられると感じました。
外来では、待ち時間を減らすために患者さんに血圧を自分で測定してもらうそうです。
待ち時間が長いと患者さんに負担がかかります。
特に具合が悪いときの待ち時間の長さは、患者さんにとって大きな苦痛です。
一方で、自分で血圧を測ることは「自分の健康管理は自分で行う」という意識付けにもなると思います。
この方法は、患者さん側・医療者側双方にメリットがあると感じました。
外来での印象は、患者さんが困らないように、患者さんの立場でいろいろな工夫がされているということでした。
通院しているのは、このあたりに住んでいる高齢者の方が多いそうです。
だからそういう人たちに合わせた対応が行われているんだと思います。
そして、看護師さんは患者さんとすれ違う時に笑顔であいさつをしていました。
それがすごく自然で、良い雰囲気の病院だなと感じました☆
あいさつをしてもらえると気持ちいいし、親近感が持てます☆☆
今回の報告は、これで終わりです。
次回は病棟の様子をレポートします!