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2019年2月

2019年2月27日 (水)

卒業研究を終えて☆エピソード2

こんにちはsign01

卒業研究体験談 ☆エピソード2 をお届けします。
二人目は臨床心理学科4年生のM.Hさん(女性・新潟県内出身)ですpen


Q1.卒業研究ではどんなことに取り組んだか?

ポジティブな感情や物事のとらえ方が睡眠にどんな影響を及ぼすのか?
アンケート調査をして研究しました。そして、自分の行なったことに対して前向きに考えたり、将来について明るい展望を持ったりすることが、こころの健康につながるということを確かめました。


Q2.そのテーマに興味を持ったきっかけは?

自分はもともとネガティブな考え方をするほうだったんですけど、青陵に入学したときから、物事をポジティブに考えられるようになりたいなぁと思うようになって。『そうなるにはどうしたらいいんだろう?』ということを1年生の時からゼミナールの授業でいろいろ調べていたので、卒研でも継続してこのテーマにしました。


Q3.卒業研究を進める中で頑張ったことベスト3は?

一つ目は、卒論の中の考察を書くこと。
予想通りの結果が出なかったので、どうしてそうなったのか自分なりの解釈を頑張って書きました。
二つ目は、Excelや統計ソフトでデータ分析をしたこと。
今までの授業でデータ分析の方法を習ってはいたんですけど、いざ自分のデータでやろうとすると難しくって。教科書をひっくり返したりしながら頑張りました。それに実はわたし数学が苦手なんですけど、同じ学科の友達や先生に教えてもらいながら、何とかデータ分析を終えました!
三つ目は、文献(専門的な本や論文)を集めること。
自分の卒論の参考になるような内容の論文がなかなか見つけられず、苦労しました。直接的でなくても少しでも関連ありそうなキーワードを使って、幅広く検索して文献を集めました。


Q4卒業研究に取り組んで自分のためになったことは?

まず、1年間を通して一つのテーマに継続して取り組むことが、ためになったなぁと思います。
途中「なんでこのテーマにしたんだろ・・・?」と思った時も正直あったんですけど(笑)。ひたすら「やるしかない!」と自分に言い聞かせながら、最初に決めたテーマを最後までやり抜くことができたので良かったです。
それと、文章を理解する・まとめる力がついたと思います。
最初の頃は、専門的な論文を読んでも、何を言っているかほとんどわからなくってshock でも、だんだん勉強していくうちに、内容の流れや意味がつかめてきて、論文を読んで要約する力がついたなぁと思います。


Q5.大学生活で印象に残っていることは?

ゼミの活動でいうと、
①ゼミのメンバーと先生も一緒にご飯を食べに行ったこと。
美味しいパスタとおしゃれなデザートを頂きました!
②アンケート調査をする時に、多くの人に手にとってもらえて、かつ回答しやすくする工夫について、ゼミのメンバーで話し合ってアイディアを出したことが印象に残っています。
大学生活の中では、レポートと発表がいっぱいあったなーというのが印象に残ってますね。
2年の時は1週間に3,4本のレポートを抱えていて、けっこう大変でした!3年になると、授業で発表するという課題がたくさんあって。わたしは発表がすごい苦手なので、どんなに練習しても本番でうまくいかないことも…。
でもたくさん場数を踏んだおかげで、これから社会人になったときに何とかやれそうだなって自信が少しつきました。


以上、二人目のインタビューkaraokeをお届けしましたhappy01

“マイナス思考”とか“プラス思考”とよく言いますけど、そういうのも心理学で研究することができるんですね~flair
M.Hさんにとって苦手だったプレゼンが、何回も場をこなすことでだんだんとプラスupの方向にいったというのも最後までねばり強く取り組んだおかげですよね、すばらしいですshine
一般企業に就職されてからも、ぜひ卒研の体験を生かして頑張ってくださいsign03

それでは次は最終回sign01卒業研究体験談 ☆エピソード3 をお届けします。

2019年2月26日 (火)

卒業研究を終えて☆エピソード1

みなさん、こんにちはhappy01

臨床心理学科4年生が卒業研究発表会を行いました。
※「卒業研究」については、こちらの記事もぜひご覧ください。

実際に、卒業研究に取り組んだ学生は、どうだったのでしょうか???
次の5つの質問について、卒論を提出した4年生3人に答えてもらいました!

Photo

今回の記事では、まず一人目のS.Kさん(女性・新潟市出身)を紹介しますpen


Q1.卒業研究ではどんなことを取り組んだか?

大勢の人の前で発表する時に起きる“あがり”をテーマに取り上げました。
あがりと自信やモチベーションといった心理的な状態との間に関連があるかも?
と考えて、大学生にアンケート調査をしました。

Q2.そのテーマに興味を持ったきっかけは?

もともと自分があがり症だし、周りにもけっこうそういう友達がいるんです。
これを調べることで今後の自分にも役立つのではと思って、研究テーマに選びました。

 

Q3.卒業研究を進める中で、頑張ったことは?

一つ目は、専門的な論文をたくさん集めること。
集めた論文をいかに丁寧に読みこんで自分の研究に活かすか、ということが難しかったです。
二つ目は、卒論の文章を書くこと。
それまで書いていたレポートは、感想みたいな感じで主観的なことも書いてたんですけど、卒論はいろいろな情報を踏まえて客観的に書かないといけないので、なかなか苦労しました。
三つ目は、テーマを絞ること。
はじめはあいまいで漠然としていた研究テーマを、ゼミで1年間かけて少しずつ深―く掘り下げていきました。


Q4卒業研究に取り組んで、自分のためになったことは?

何より文章力がついたなぁと思います!
ゼミの中で、10ページくらいある専門的な論文を1ページに分かりやすくまとめるということをしたので、文章の大事なところを取捨選択する力がつきました。
あと、プレゼンをする時に、聴いている人たちのことをそこまで意識しすぎなくてもいいんだなぁと思うようになりました。『自分がどう思われているか?』ばかり気にするよりも、準備をしっかり整えておくことが自信につながるってことが分かりました。


Q5.大学生活で印象に残っていることは?

2年生の時に学園祭の実行委員になったことです。
アーティスト・ライブの担当で、チームのメンバーと一緒に企画・運営をやっていたんですが、成功までの道のりがすごく長くて・・・でも苦労した分、一番印象に残っています。


以上、一人目のインタビューをお届けしましたkaraoke

S.K.さんは、あえて自分の苦手なこと(人前での発表)に焦点を当ててみたんですね~
すごいhappy02
それに、卒論の作成を通して、自身の“あがり症”に対する捉え方や、プレゼンに向き合う姿勢も変わっていった様子が見てとれます。
1年間、頑張って卒研に取り組んだかいがありましたねshine お疲れ様でしたheart04

次回も引き続き、卒業研究体験談 ☆エピソード2 をお届けしますflair