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2017年12月12日 (火)

中央区災害ボランティアセンター研修会を開催しました

一気に寒さが増し、雪景色もちらほら見られるようになってきましたsnow
そんな先日、たまたま晴れ間をのぞかせた12月10日(日)に「中央区災害ボランティアセンター研修会」が本学にて開催されました。

本学が災害時に災害ボランティアセンター設置候補地となっていることから毎年中央区社会福祉協議会と中央区災害ボランティアネットワーク委員会と本学ボランティアセンターとで共催で実施していますflair


sign02 中央区災害ボランティアセンター研修会とは sign02

災害時に被災者住民の支援や復興支援を目的とした災害ボランティアセンターが各区単位で行政と連携を取りながら設置されますが、その果たす役割や機能、運営方法等、災害ボランティアセンターの全体像を学ぶ研修です!
また、地域住民として災害時に被災地及び避難所で発生する様々なシチュエーションを想定して、地域・避難所・災害ボランティアセンター相互の関わり、被災住民としての災害ボランティアセンターの活用法、被災地周辺住民としてできることについて学ぶ研修会でもありますpencil


当日は、地域の自治会、民生委員、災害ボランティアネットワーク委員会、学生、社会福祉協議会等総勢100名を超える参加者が集まりまりました!

diamond第1部 全体講義

全体講義ではにいがた「災害ボランティアネットワーク理事長の李仁鉄様」をお迎えし、新潟の災害の歴史や、避難所でのリアルな困り事や我々地域住民を含めたそれぞれのセクター(分野)の役割と必要性について講義していただきましたflair

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人間というもの、実施に起こってその現場の様子を体験したいと分からないものです・・いくら勉強していても現場の状況はまた異なっていたり、想像以上であったり、、
だからこそ全国各地で発生した災害の現場で見てきたもの、感じたリアルな困り事、課題、日常的に我々ができることは何かを理解している李先生の講義は学びが多いものでした。

diamond第2部 グループワーク

グループワークでは参加者の立場等関係なく混合でグループ毎に”地域の困り事”を様々な対象者別に出しあいました。「子ども」「高齢者」「障害者」「外国籍」etc の立場から「避難所では」「自宅では」「車中泊では」とそれぞれの立場からそれぞれのシチュエーションを考えた場合の困り事を考えましたpencil

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意外とポンポンと出てくるのかと思いきや、普段の生活に慣れている私たちは各立場の困り事を考える事がまず難しいsweat01
避難所を体験している人も少ないので、改めてどう大変で、どこが大変で、どうなるとストレスが無くなるか、などは現場を見ていたり、現場を知る人からの話を聞くしかない事に気づかされましたdash
人間だけでなく「ペット問題」、現代を物語る「インターネットや携帯等電気機器の充電」など「おお~!それもあった!」と至る所で発見の声がきかれました!flair

この研修会を通して、今すぐに対象者に支援をする。というよりかはいつ発生するか分らない災害に対し、そうなった時に役立つ情報や頼るべき場所、行政だけでは分らない地域の細かな情報、などそれぞれの立場から助け合おうね!という再確認と大切さを感じられた研修でありました!
学生も参加していましたが、この研修会で得た知識や情報を知っているか知っていないかで言えば知っているに越した事はありません!

それで助けられる命があるかもしれませんrock

研修会と言うものはそういうものであり、日頃から新しい情報や知識を常に収集していないといけませんね♪そんなことに改めて気づかされた研修会となりました。

ボランティアセンターとして、大学の中に組織としてある以上、地域や日本中、世界中どこでもそうですがいざ!と言う時に情報発信、支援ができる体制を常に整えていきたいと思います!

下記でも活動報告を行っております
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