第7回 緩和ケア施設「郷和」を見学しました
新潟青陵大学 看護学科2年の金子愛美です。
今回は、南部郷総合病院に併設されている緩和ケア施設「郷和」のレポートをします! 郷和は、開設されてから10年くらい経つそうですが、きれいで外観が病院っぽくないのが印象的でした。
私たちは中へ入る前から「すご~い!」を連発してしまいました。
施設の中は土足禁止のため入口でスリッパに履き替えます。
この辺から「自宅」っぽい雰囲気です。
施設の中は、綺麗で清潔感があり、穏やかなBGMが流れていました。 廊下は広く、絨毯敷きで人が歩く音はしません。 とても落ち着いた雰囲気で居心地が良い空間です。
お部屋はすべて個室。 大きなベッドと大きなソファ、トイレも完備。 完全にプライベートなお部屋でした。 設置されている冷蔵庫は、音がしないものを海外から取り寄せたそうです。 患者さんの安心・安楽な環境への気配りがされていました。 ソファはソファベッドになっていて、宿泊するご家族が使用できます。 お部屋は自宅、廊下は街並みいうコンセプトで統一されているのだそうです。 ご自宅で過ごすのと同じような患者さんの生活の場が守られているのだと思いました。
ソファはソファベッドになっていて、宿泊するご家族が使用できます。 お部屋は自宅、廊下は街並みいうコンセプトで統一されているのだそうです。 ご自宅で過ごすのと同じような患者さんの生活の場が守られているのだと思いました。
お茶室もあり、そこでお茶会をすることもあるそうです。 キッチンもあり、家族がご飯を作ったりできるそうです。 ご家族が作るお食事によって患者さんの食欲も高まるだろうし、何より食べたいものを食べるという食事の満足感が得られると思いました。
ほかにもコーヒーをいれて患者さんと看護師が一緒にお話をしたりする場所もあります。 熱帯魚の水槽や植物、廊下に飾られた絵、座り心地の良さそうな椅子など患者さんがいかに安楽に生活できるか、ということが細部まで考えられていると感じました。
次回は、就職して気になることを看護部長さんにいろいろお聞きしたインタビュー結果を報告します。