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2011年1月

2011年1月28日 (金)

なぜ制服がないのですか?

青陵幼稚園は、制服がないのはなぜですか?とよくご質問をいただきます。

制服がないのは、『子どもの立場に立って考えてみた結果』なのです。

確かに制服があると、大人の目から見て、みんなまとまった感じがしますし、きちんとした印象も受けますし、全体としてきれいに見えますね。

でも、子どもの立場に立ったらどうでしょう。子どもの生活は活動的です。文字通り飛んだり跳ねたり、砂遊びもしますし、水遊びも、クレヨンを使って力いっぱいえがいたり・・・たくさんの活動をします。それらの活動をジャケットを着て、男の子は、ズボンにタイツ、女の子はスカートにタイツをはいて行うとしたら、動きにくいですし、不自由だなと思うのです。

じゃあ制服で登園して体操服を着たら?とも考えましたが、幼児にとって着替えるということは、大きな仕事です。大人にとっては簡単なことですが、子どもにとっては一日に2回着替える時間があるということは、少なからずストレスがあるだろうと思います。子どものストレスが少ないほうが、日々心豊かに過ごすことができますから・・・

それから、季節に合った服装ができるほうがいいですね。夏にはTシャツなどの涼しい服装、冬にはトレーナーやジーンズなど暖かい服装、それから脱ぎ着のしやすい、調節もしやすい服、泥んこで遊んでも大丈夫な服、こどもが洋服のことを気にすることがないように・・・そんな願いから制服をなくしました。子どもたちが過ごしやすいようにという願いが一番の理由なのです。

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2011年1月13日 (木)

雪遊び

1月12日(水)、新雪が積もった園庭では、スノーウェアを着てプクプクに膨らんだ子どもたちのかわいい姿があって、いつもよりさらに高い声が響いていました。
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職員室にいる私に「せんせ~い!きて!はやく!ゆきだるまがおおきくなったんだよ!」と青ばらさん(年長組)の男の子が呼びに来ました。
「は~い」と返事をしながら、「雪だるまが大きくなったということは?」と考えていると、他の職員が「昨日作った雪だるまに今日の雪が積もって大きくなったということでしょうか?」と・・「そうかもしれませんね」といいながら園庭に出て行くと--------「お~~~~!」なんと大きな雪だるま、その大きさにびっくり、それはそれは大きな雪だるまができあがっていました。雪のかたまりは重いのに、よく頭を乗せたものです。
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担任がいうには「女の子たちが重くて上がらないと呼びに来たので手伝ったのですが、やっぱり持ち上がらなくて、近くにいた男の子たちにも頼んでみんなで上げたんです。」
男の子の力って、やっぱり違うのですね。頼りになります。
近くの木の枝をぽきんと折って!・・・雪だるまの手にしたり、口にしたり・・・雪だるまの表情、とってもかわいらしいのです。
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園庭のあちらこちらで、思い思いに雪遊びをしている子どもたちの姿は本当に楽しそう、
赤ばらさん(年少組)は雪の上でピョンピョン飛び跳ねて嬉しそう・・
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青ばらさん(年長組)の女の子たちが「雪のお饅頭あげる」ときれいなまるいお饅頭をくれました。「ありがとう」と受け取ると 「つめたいよ~だいじょうぶ?」と心配してくれました。やさしいですね。
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通称“かめの池”にへばりついている白ばらさん(年中組)の子どもたちは、氷を取ろうとしています。氷は宝物なのです。だいじに袋に入れて「おうちにもってかえる!」と言う子どもたち・・・・ 言えませんね、「溶けちゃうよなんて・・・」
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