« 2010年10月 | メイン | 2010年12月 »

2010年11月

2010年11月24日 (水)

今日の給食な~あに?

新潟青陵幼稚園では月~金まで完全給食で、穀菜食を中心とした「マクロビオティック」の給食を取り入れています。
028

本園の給食業者マクロビオティック屋“たね”(代表 佐藤美菜子)さんは、調味料にいたるまでの一切の材料が添加物のないもの、農薬は限りなく無農薬に近いものを使って作ってくださっています。安心して食べられますし、なにより体にいい体に負担のない食事なのです。
食事は子どもたちを支えてくれます。体がしっかりしていないと活動への意欲もわかないですね。

普段は5分つきご飯なのですが、玄米の日もあって、最初は子どもたち食べられるかな?と心配しながら玄米を出していただいたのですが、予想外に子どもたちは、美味しいといって食べてくれました。
「玄米はね、よく噛むと甘くなるのよ」と担任たちが、“上等なご飯”として子どもたちに伝えていたので、子どもたちもよくよく噛んで美味しさを味わっていたようです。

11月19日のメニューは
「5分つきご飯」「かぼちゃと油揚げの味噌汁」「大学芋」「すきこぶの煮物」でした!
033

給食のとき、青ばら(年長)のクラスでは、担任がクイズを出したそうです
「今日の大学芋は、砂糖も使っていません、蜂蜜も使っていません。みりんも使っていません。さて、何を使っているでしょう。」
そのクイズを聞いて、子どもたちはみんなしっかりと味わいながら大学芋を食べました。すると一人の男の子R君が「ぼく分かった、りんごジュースだよ、だって、味するもん!」といったそうです。すると、他の子どもたちも「うん、そうだ!、りんごだ、すっぱい味がする!」と口々にいったそうです。
私は何も感じませんでした。美味しくてむしゃむしゃと食べていました。子どもたちの味覚の素晴らしさに驚きました。このまま育って欲しいですね。きっと本物を見分けられる大人になることでしょう。
032

♪大地がつくり~太陽が実らせた~♪ありがとう太陽~
ありがとう大地~♪感謝していただきます~♪
031

2010年11月 8日 (月)

干し柿つくり

秋になると幼稚園の窓の外には、干し柿が並びます。

今年も保護者の方から柿をいただいて、さっそく柿の皮むきです。
子どもたちの目の前で皮をむいていると、子どもたちはテーブルの周りに集まってきて、お手伝いをしようと、柿を保育者に渡してくれたりします。

Img_1694

柿の皮が長くつながっているのを見ると、「へびみたい」「すご~い」と感心してくれます。そして「おいしそうっだね」「きれいだ~」(つやつやしている柿はきれいですね)
「うまそうなにおいだ」「干し柿のにおいがするね」等々いろいろな言葉が聞かれました。「このままでいいから食べたい」と言う子どもたちに「渋いよ」と言っても、「どうしても食べたい」と言うので、ほんのすこし食べてもらいました。 子どもたちはなんと・・「美味しい」と言っていました?? 担任も食べてみましたがやっぱり「しぶ~い!」
「食べたいけど、まだまだだよね~」と言っていた白ばらさんの子どもたち、昨年経験しているから分かるのですね。

干された柿を毎日チェックしている白ばらさんの女の子がいいます。
登園すると「できた?」と聞きます。担任が「見てきてごらん」と言うと、窓のところにいって、柿を見て「ガクッ」といって戻ってくるのです。まいにち毎日、見ているのです。
白ばらさん(年中組)は、どんな風になったら食べられるかが分かるのですね。
とっても楽しみにしていて、毎日見に行くけれど、今日も柿はほとんど変わらずそのままの姿でぶら下がっているのです。

かき!かき!子どもたちの思いに応えて、はやく干し柿になってねlovely とってもとっても楽しみにしているのですから・・・

Kaki