もも組さん(満3歳児)の勢いって・・・!!!
もも組さん(満3歳児)が遊戯室で坂道を作って遊んでいました
坂の上から駆け下りたり、でんぐり返りをしたり、なんともかわいい姿が見られます
ところが・・・聞こえてくる声は
「だめ~、ここは、ももぐみだけ~」
「きちゃだめ~」
という言葉・・・
わがもの顔のもも組さん、どうなるかしら、と見ていると・・・
他のクラスの子どもたちが面白そうと集まってきます
でももも組さんは「だめ~」の一点張りです
しかし、次々と他のクラスの子どもたちが集まってきてしまうので、とうとう、もも組さんたちは、長いマットを巻き始めてしまいました・・・
(もも組担任だけはハラハラ・・・みんなでやろうね、みんなでね~と言っています。)
他の子どもたちは、もも組さんのすごいパワーに唖然
そんな姿を見て、他の担任は、今は“無理”と判断して
「じゃあ、こっちで面白いの作ろうね」
と隣でカラーボックスを並べました
きれいなサークルができて、楽しそうに飛び跳ねる赤ばらさん(年少)たち・・・
よかったね
担任たちはこうして別の遊びを提案して、子どもたちの気持ちを切り替えるお手伝いをして、そしてちょっとだけ硬くなっているもも組さんの気持ちがやわらぐのを待ちます
・・・しばらくしたら、みんなで坂道を楽しんでいる姿が見られました
もも組さんが譲歩してくれたのです
譲り譲られ、思いやったり、思いやりを受けたり・・・
こんな経験をたくさんしながら、子どもたちは次第にいい方向へ育っていきます