カプラ
「先生来て」
「なあに」
「いいから早くきて」
と言われて、青ばら2組(年長)の部屋へ行くと、入り口で思わず
「うわ~~」
カプラで高いたかい塔を作っていたのでした
あらためて、
「高いね~」
「ねそうでしょ」
随分高くなってきて、さすがに手が届かなくなってきて
「先生も手伝ってよ」
と背の高い担任が呼ばれました
最初は、椅子の上にいた担任も、机の上に上がり、天井に手をついて支えて、カプラを積み上げます
とうとう天井に行きつきました
他のクラスの子どもたちも見に来て、
「うわ~~」
さて、これからどうするのかと、見守っていると
「こわしま~す」
と女の子が二人で、
「セ~ノ」
あ~くずれました~
子どもたちはさばさばした様子で片付けはじめました。
「面白かった~またつくろう」
子どもには「また」があるのです。
明日がある、希望がある、子どもたちの日々・・・なんて素敵なのでしょう
もったいないから壊したくないと思う大人とは違うのですね~