臨床心理学科が宿泊研修に行ってきました!
臨床心理学科教員の齋藤恵美です。
臨床心理学科では、9月17日~18日に、新潟市中央区のゆいぽーと(新潟市芸術創造村・国際青少年センター)にて『宿泊研修』を行ないました。
泊りこみでカウンセリングの演習を集中的に行なうこの授業は、本学科カリキュラムにおける特色の1つです。臨床心理学科の2年生51名と3年生5名、そして教員11名が参加しました。
各セッションを通して学生たちが学んだことについて、レポートを一部引用(※吹き出し内のコメント)しながら紹介します。
【セッションI】
二人組を作り、一方が話し手、もう一方が聞き手となり、数分間の会話をしました。
【セッションII】
午後からは西海岸公園でブラインド・ウォークを行いました。
ペアのうち一人が目隠しをし、もう一人は見守り手となり、緑の木々の中を歩く体験をしました。
【セッションIII】
次のプログラムは、同じ立場にある仲間どうしによって行われる「ピア・カウンセリング」です。話し手と聴く手に分かれ、25分間のカウンセリングを行いました。
【セッションIV】
最後のプログラムは、1グループ10名前後で行う「紙粘土のワーク」です。
【全体を通して】
1日目の夜には、教員とのフリートーキングもありました。公認心理師・臨床心理士の仕事についてのお話は特に、卒業後の進路を考える良いきっかけになったようです。
この宿泊研修の体験を土台に、これから臨床心理学の学びをいっそう深めてほしいと思います。