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2011年2月 8日 (火)

節分 豆まき

2月3日(木)、豆まきをしました!

玄関にはイワシの頭と柊が飾られます。これは魔よけ!
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そして園内は大豆を炒る香ばしいかおりがします。
保育室のテーブルでは、豆を入れる香箱を一生懸命折っている女の子たち、その横で、
担任が大豆を炒っています。
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弱火でじっくり時間をかけてコロコロカラカラ、フライパンの上で大豆が踊ります。
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大豆が鉢巻きを巻いてきたら(パチッと皮がはじけて一本の筋が入ります)すこし炒って香ばしい香りがしてきたらできあがり・・・
熱いうちに食べると柔らかくて美味しいので、熱々の豆を子どもたちに食べてもらいます。「あつッ」といいながらも口に入れてポリポリガリ・カリカリコツンといい音をさせて「おいしい」といって食べる子どもたち、
味付けをしていない炒り大豆を・・大豆本来の味を・・美味しいと言って食べられる子どもたちを見ていると、小さいうちに本当の味を知る経験の大切さを思います。
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「まめはおいしくないからいらない・・」といっていた赤ばらさん(年少組)の女の子も一粒だけ食べると・・・「もっとちょうだい!」とおかわりをもらいにきました。

さて、豆を食べて力をつけると、今度は豆まきです。
目に見えない鬼を見ることができる想像力をもった子どもたちですから、部屋の隅にいる鬼に向かって、豆をまきます。窓の外にもまきます。邪気を払うのです。
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邪気を払って、あらたな春を迎えるのですね。
こうした行事も、本来の行事の意味が子どもたちに伝わるように、その意味に添った
内容にして行っています。日本の行事の意味をしっかりと伝えていきたいと思っています。

豆をまいている赤ばらさん(年少組)「まめは~うち!まめは~うち!」ですって!
白ばらさん(年中組)は、投げては拾い、投げては拾い・・・・ずいぶんと沢山の邪気を払ったついでに・・・カメラめがけて「おにはそと!」・・・「うわ~!私は鬼じゃないわ~」
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青ばらさんは(年長組)職員室や絵本の部屋まで豆をまいて、園内すべての邪気を払ってくれました。 
邪気も払われて・・子どもたちの気の流れもよくなって、いい春がくることでしょう。
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園長 加藤由美子