ろうそく作り
幼稚園中にあま~い香りが漂っていくる“ろうそく”作りの日、年少・年中・年長が混じったグループを作り、それぞれ自分のグループの部屋へ行って、ろうそく作りを行います
保育者から自分のろうそくをもらって、ろうそく作りが始まります
ろうそく用の缶には、溶けたみつろう(みつばちの巣を構成するろう)がたっぷりと入っています
クリンクラン~クリンクラン~と歌いながら、缶の中に自分のろうそくの芯をゆっくりとしずめます。
順番に1人ずつみつろうの周りを静かに歩いて自分の席に戻ります
2回目になるとちょうどろうが固まっていて次のろうがつきやすくなります。
3回目のろうをつけると、今日はおしまい・・・
「また今度やろうね」と次のろうそく作りの日を楽しみに、ろうそくを休ませます
自分のろうそくが1回ごとに少しずつ太くなってくるのはとても嬉しいものです
年齢が違う子どもたちのグループである良さなのですが、年長の子どもたちは、お手本になることを意識して、悠々と立派にやるのです
その姿を見て、年中さん・年少さんの子どもたちもやってみます
また、年少さんが順番が来ても動かずにいると、年長さんは、年少さんの背中をそっと押して、順番がきたことを教えてあげたり、ろうそくをクネクネ曲げている年中さん年少さんにそっと手を添えてみたりしてくれるのです
そんな姿に成長を感じ、なんとも温かな思いにさせられます
心を静めてゆったりできる時間を経験できるろうそく作りのひと時です
できあがったろうそくは、クリスマスの行事に使います
もうすぐクリスマス、楽しみですね