あられ
パラパラパラ・・・パラパラパラ・・・
と音がすると、
「あれなに」と、いつもと違う音に気がついた子どもたち・・・
「ゆきだ~」
「あられだ~」
と大喜びしながら廊下の窓に鈴なりになって外を見ていました
・・・嬉しすぎて、とうとうプールの庭へ出ていって、飛び跳ねる子どもたち・・・
本当は給食の時間だったので、エプロンをしている子もいたり、給食の配膳を待っている子どもたちも部屋から出てきたりしています
担任たちは子どもたちの喜びが分かるので子どもたちを止めずにしばらく喜びの様子を見ていました。そして
「給食の用意ができたから食べようね~」
と中に入ってもらいました
「まだあられふるかな~」
「そうね、降るといいわね~」
「わたしのて、こんなにつめたいよ」
「わたしも~ほら~」
とほっぺを触り合う子どもたち
なんてかわいいのでしょう
子どもはどうしてあられごときにこんなに喜べるのでしょう。
子どもたちの姿を見ているうちに、なんだかとってもいいことがあったみたいに嬉しくなってしまうのです
子どもたちのために“少しだけ”雪が降りますように・・・