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2019年9月 3日 (火)

精神保健福祉援助実習報告会を終えて

 7月31日、青陵ホールで精神保健福祉援助実習報告会を行いました。ソーシャルワークコース4年の16名が4つのグループに分かれ、それぞれの特に伝えたい思いをまとめました。

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 報告会では、施設実習16日間、病院実習12日間で学んだことをグループで共有し、話し合い、より深く考え、まとめたことを発表しました。私のグループは、なかなか伝えたいことがまとまらず非常に大変でした。授業以外の時間で何時間もかけて話し合いました。それぞれが実習で何を重視して取り組んでいたか、どれが特に大切だと思ったかが違うため、着地点が見当たらず、悩み考え続けました。大変でしたが、何回も話し合ったおかげで自分たちの中で納得のいく考えにたどり着くことができました。

 他のグループも、何度も話し合い、時にはぶつかりながらも納得できるまで考え、なんとか完成させることができました。内容としては、「思い込みに気付くためには…」、「専門職として持つべき視点」、「実習生ができる『利用者理解』」、「実習で学んだ、PSWとして大切なかかわりについて」です。実習前と実習後の考えのギャップだったり、事例から見えた専門職の視点だったりと内容は様々でしたが、どれも実習を通して学んだことが伝わってくる内容となっていました。

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 当日は、それぞれの現場の実習指導者さんと2・3年生、精神担当の先生方がお越しくださいました。私たちは緊張しながらもこれまでの頑張りを胸に堂々と発表ができたと思います。みなさんに質問をしていただいたり、ご指摘を受けたりと様々な声をいただき、まだまだ足りない部分の多さを自覚することができました。

 報告会が無事終了し、私たちはホッとしましたが、これで終了ではありません。私たちはまだまだ学ぶことが多く、これからも学び続けなければ目指すPSWには近づくことができません。まずは、この実習で学んだことを基に国家試験に向けて精一杯頑張っていきたいと思います。

 実習指導者のみなさま、先生方、ありがとうございました。

ソーシャルワークコース4年 松浦