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2008年10月 4日 (土)

風の盆

 もう,終わって1ヶ月も経ちますが,毎年9月1・2・3日の3日間はあこがれの「越中八尾 おわら風の盆」の開催です。この期間の八尾町(富山県)は胡弓の響きにのせて三日三晩「おわら節」が歌い踊られます。私は全くのオフ・シーズンに町並みを散策したことはありますが風の盆当日にはまだ行ったことがありません。でも,その時に持ち帰った和菓子(これが結構いけるのですが)の包み紙に印刷してあった「おわら節」の有名な一節が大変気に入っています。

 それは「浮いたか瓢箪(ひょうたん) 軽そに流るる 行く先ぁ知らねど あの身になりたや」という唄(後囃子)です。流れに身をゆだねて川面をゆらりゆらりと行くあのヒョウタンのように「捕らわれず,拘らず,気ままに....あのように伸びやかに生きてゆきたいものだ」というわけです。人生に対する真剣な取り組みを否定するつもりはありませんが,少し心が軽くなった相談者に洒脱で軽妙なこの唄の「乗り」のように「先のことを考え過ぎずに大きく,楽しくいきましょう」とお話することが何度かありました。

 そう言えば,学生さんと行ったブルーナ展で買い求めた「だらだらと,寝ころんで,気持ちよく...。」という例の赤目のブラック・ベアが我が研究室の壁のどこかにも貼ってあったはずです。(GP4317)

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