施設見学実習
幼児教育学科1年の石川です。
５月14日（木）、私たち幼児教育学科1年生は施設見学実習を行ってきました。私は知的障害者施設を訪問しました。正直、私は知的障害者更生施設 と言われてもどんな所なのかも分からなかったし、今まで、障害者の方と接する機会があまりなかったので、ほとんどわからない状態での訪問でした。
職員の方のお話によると、この施設のメインは「生活」と「仕事」だそうです。自立するために必要な知識や技術などを身につけ、社会に参加していける 訓練をしていくとおっしゃっていました。実際に熱心に仕事に取り組む姿も見ることができました。一人ひとりができる範囲で出来ることをする、一人ひとりに 合った仕事をする、ということは限られた仕事でも自分の役割があることで働くことの喜びを味わうことができると思いました。
この施設見学実習で私は、利用者の方の生活、仕事といった日々の過ごし方や問題などを学ぶことができました。さらに、利用者の方は施設で暮らして いるだけではなく、社会に参加するために一人ひとりの能力に応じた仕事をしているという事も分かり、自分の役割があることの大切さも学ぶことができまし た。
ただひとつ心残りなのは、帰り際に利用者の方が少し微笑みながら私のほうへ手を差し出してきた時にどうしたら良いのか分からなくなりました。突然 そういったことをされた時どんな対応をしたら良いのかまだきちんと分からないので、来年の実習までにきちんと対応できるよう少しずつ調べておこうと思いました。