« 2009年3月 | メイン | 2009年5月 »

2009年4月

2009年4月14日 (火)

안녕하세요~ (アンニョンハセヨ~)

新潟青陵大学 福祉心理学科の李 在檍 (い じぇおく)です。

福祉心理学科の海外研修旅行が、お隣の国「韓国」で2月15日より19日まで4泊5日間の日程で行われました。
新潟空港から直行便airplaneで仁川空港までは約2時間30分のフライトでした。

今回はソウル市とbullettrain韓国の高速鉄道KTXで(約2時間所要)移動leftright慶州市を中心に韓国の福祉および様々な文化を存分に体験できた楽しいnote研修旅行となりました。
着いた日の夕食、韓国といえばもちろん「焼肉」ですよねsign03
その他にも、「チヂミ」、「石焼ビビンバ」、「キムチ」、「冷麺」等々 毎日美味しい料理をたくさん食べました。
Dscf0563_5
Dscf0600_2 Dscf2065_2 Dscf2066_2

研修は「グァンアク老人総合福祉館」(ソウル市)と「ナザレ園」(慶州市)の2ヶ所で行われましたが、book韓国の高齢者福祉の制度、環境、援助のあり方等様々な面において日本との違いを肌で感じながら、利用者さんやスタッフの方々とふれあうことができました。

「グァンアク老人総合福祉館」では、施設の説明を受けたあと、ちょうど訪問したときが毎月開かれる誕生会の日だったので私たちもゲストとしてお祝い会birthdayに参加させて頂きました。「ナザレ園」では、利用者の方々とともに「故郷」、「桜」、「北国の春」等懐かしい日本の歌と韓国民謡をnotes歌いながら交流の時間をもつことができました。(研修のより詳しい情報は「2009.4 大学ニュースNo.34」で紹介されています。)

note自由時間には、世界遺産巡りcrownや若者の街「明洞」で買い物を楽しんだ後、みんなで意気投合しup「ソウル10大見どころ」に選ばれた、「NANTA」公演を見に行きました。(*NANTAー韓国の伝統リズムをベースにキッチンでまきおこる様々な事件をコミカルにドラマ化した非言語劇。)国境を越え、老若男女年齢を問わず誰もが楽しむことができる公演でした。(おすすめ度★★★★★)

Dscf2048_2 Dscf0654 P1010139

今回の研修旅行先が私の母国であることもあって、思い出深い旅となりました。
日本へ帰国の途に学生たちが「韓国が大好きになったheart」と言ってくれたときは、本当に嬉しかったです。
短い時間でしたけど、涙ありsign03笑いありsign03思い出いっぱいの素晴らしい旅でした。

「ハングッ エソ ト マンナヨ」(また韓国で会いましょう)という意味です。

 

2009年4月 7日 (火)

看護学科海外研修旅行同行記3

新潟青陵大学看護学科の山際 岩雄です。

 2月14日はロンドン市内の観光。バッキンガム宮殿、ウエストミンスター寺院を見学。ランベス橋を渡って対岸にあるナイチンゲール博物館へ。学芸員による 20分の予定のツアーが、その学芸員がのってしまって1時間以上。フローレンス・ナイチンゲールの生涯に詳しくふれることができた。博物館から隣接するセ ント・トーマス病院の中を通り抜け、テムズ河畔へ。ビッグベンと国会議事堂を対岸から眺め記念撮影。バスに戻り、ロンドンアイを眺めながら、タワーブリッ ジへ。今日は聖バレンタインデー。むつまじく寄り添うカップルと、花屋の出店がやけに目立つ。午後は大英博物館、その後は定番の三越へ。 2月15日は日 曜日。自由行動日。それぞれのロンドン、英国を堪能した。  2月16日は夕方まで自由行動。午後8時、たくさんの思い出と、おみやげと共にHeathrowへ。チェックインでは軒並み制限の25Kgを越えていたが、ここは全員笑顔で通過、なんの問題や事故もなく無事新潟へ降り立った。  

 今回の研修旅行では斜陽とも言われる英国が、実はとても豊かで、温かで、人の善意の上に成り立っている国だと言うことが実感できたのではないだろうか。

 ある学生の「1週間という短い期間でしたが、多くの刺激を受け、看護学はもちろん、世界へ対する視野も広がり、貴重な時間を過ごすことができました。」という感想は、みんなが共有しているものと確信します。

Cimg1336
↑バッキンガム宮殿前
Cimg1358
↑テムズ川対岸に国会議事堂
Cimg1369
↑タワーブリッジの前
Cimg1573
↑たくさんのおみやげと共に新潟空港へ

2009年4月 3日 (金)

看護学科海外研修旅行同行記2

新潟青陵大学看護学科の山際 岩雄です。

 St. Barthoromew School of Nursing and Midwiferyは City University LondonのSchool of City Community and Health Scienceにある看護学、助産学を専門とする施設である。実習先の病院もロンドン市内に多数ある英国でも評判の高い大学で、学生総数は2,000名を超える。ここではCheryl Holman先生、Mark Jones先生からのレクチャーと4人の学生とのディスカッションが行われた。ティーブレークではお互いうち解けて、話をしたり、一緒に写真を撮ったりして交流した。その後、新潟青陵大学の学校説明を前もって用意したスライドを用いて行った。蛇足ながら看護系大学の学費はNHSから支払われ、学生が払うことはない。
 次The Princes Alice Hospice。ロンドンの西、サリー州エシャー市の閑静な住宅街にある2階建ての瀟洒な建物は、」これがホスピスなんだなと思わせる。「英国における緩和ケアと終末期ケア」と「デイホスピス」のレクチャーをお聞きした。財源は20%がNHSからだが、他は寄付とショップやその他の積極的な資金調達で賄っている。医師、看護師、PT, OT, 牧師、SW, 薬剤師、その他多くの専門職の方々が集学的チームを構成し、community nurseを介して近隣のGP (general practitioner 一般開業医)や病院と連携しつつ、1000人を越えるボランティアーに支えられながら緩和・終末期ケアが行われている。
 明けて13日はまずthe London Clinic。ベッド数200余りだが、年間20,000人の入院患者と125,000人の外来患者を英国のみならず、世界から集めている病院。この病院はSt Barthoromewの臨地実習病院でもあるとのことであった。放射線部門、血液学、循環器病棟、ICU等を案内していただいた。看護記録はすべてペーパーレスになっているとのこと。循環器病棟では退院でたまたま空いた部屋に入れてもらったところ、その部屋は、医療費無しで入るだけで一日700ポンドと聞き恐れ入った。
 午後はThe Ealing Hospital NHS trustへ。ロンドン西部にあるNHSの総合病院で、ベッド数は352、昨年の診療実績を見るとAccident and Emergency Department (A & Eと略す、アメリカで言うERにあたる)の患者数が100,936人、新生児出生数2,907人、外来患者184,000人以上、16,000人以上が手術を受けたとある。こちらでは4人の方々から、それぞれの職務について2時間以上にわたるレクチャーを受けた。
(次回に続きます。)

Cimg1270_2
↑プリンセスアリスホスピスへ向かう
Cimg1254_2
↑聖バーソロミューで
Cimg1258_2
↑聖バーソロミューで、新潟青陵大学の紹介