実習指導特別研修
新潟青陵大学短期大学部幼児教育学科の栄長敬子です。
今年も、短大2年生の短い夏休みが終わり、いよいよ仕上げの後期のはじまりです。これから始まる二つの実習は、厳しくもありますが、同時に色々なことを任せて頂ける、楽しみな実習です。そのような実習に向けて、9月21、22日のシルバーウィーク真っ只中、「実習指導特別研修」が行われました。
10月下旬から11月上旬にかけての「幼稚園教育実習」を想定しての特別研修は、実習生としての姿勢、実習の内容、指導案の検討など、2日間にわたって、色々学び、考える機会となったのではと思います。
グループに分かれての活動では、各自持ち寄った指導案を全員で吟味し、「これは○○にした方が良いのでは？」、「これでは、××という問題があるのでは？でもどうしたら良いかまでは浮かばない。」―「では、□□とするといいかもしれない。」など、この指導案を用いて行うことを各自イメージするなど、活気ある意見交換の場となりました。「作って遊ぼう」の時間には、製作の試作とアイディアを沢山交換したり、改良のポイントを得られたりしました。
先輩講師のお話は、先輩方の後輩への熱い想い、心から応援して下さっていることが、言葉からも、ご準備下さった様々な資料からも伺えました。1年後、2年後には、先輩達のように自立した一教諭、一保育士として、子どもたちに囲まれているのだろうか、と、不安も期待も膨らんだ時間だったことと思います。
研修プログラムのリーダーや記録係を務めるなど、仕事も多かったですが、それぞれ自ら本番のみんなの動きをイメージしたり、「この研修では何を学ぶのか」を捉えて進行を工夫したり、大変効率よく進んでいたのではないでしょうか。2日間、疲れましたね…。ですが、この研修での成果は、行事の多い幼稚園、保育園で、最大限に生かされるのではないかと、来年一人ひとり飛び立たれる2年生の皆さんの、しなやかで力強い将来を、楽しみにしています！
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