白ばら2組担任の堀口結花です
久しぶりのお天気で青空が気持ちいいなあと思っていたのですが・・・
「もう、雪が消えちゃったじゃないか」
「早く雪降らせて」
と雪遊びが大好きなJ男くんはオカンムリです
「雪降れってお空にお願いしてみようか」
と二人で手を組み目を閉じてお願いしてみますが
「降らないじゃん」
とますますオカンムリ
そうだよね。すぐに効き目がないといやだよね~
「中庭の方は少し雪が多いよ」
と誘うと、しぶしぶ外に出てきてくれました
一旦外に出れば、楽しいことを発見できるもの。
プールのまわりに張った氷を石で叩くと割れるのが楽しくて夢中で氷のかけらを作るJ男くんの姿がありました
ああ良かった、楽しそう
そう思って見つめていると・・・
「あっ、ポタポタだ」
突然、駆け出したJ男くん。
後ろをついて行ってみると雪が解けて屋根の雨どいから“しずく”がポタポタ落ちています。
その勢いは、なかなかなもの、まるで温泉の打たせ湯のようです
さっとジャンパーの帽子をかぶったJ男くん。
さっそくそのしずくの下に頭を入れて“ポタポタ”を感じ始めました。
そばにいたM子ちゃんも、すぐに真似をします。
「先生もやってみな面白いよ」
とJ男くん。
せっかくのお誘いですもの、ありがたくご一緒させていただきました
帽子を通して感じる水音は
『近くから聞こえるようで…遠くから聞こえるようで…何とも神秘的』
しばらくの間、三人で雪解け水に打たれていました
子どもたちの感性に触れて、一緒にその世界を覗かせてもらえることって本当に幸せなことです