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2010年10月18日 (月)

連携教育学生セミナーに参加して。

こんにちはnote

看護学科2年の三膳仁美です。

 今回私は、戦略的大学連携支援事業の一環として「連携教育学生セミナー 2010」に8月18日~8月20日の3日間、参加してきましたsign03

 このセミナーは、保健医療福祉分野において、ケアを受ける人のQOL(生活の質)を高めることを目的に行われました。

 セミナーの方法はケアを提供する医師、看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、薬剤師、歯科衛生士、ソーシャルワーカーといった数多くの職種を目指す学生がグループを組みます。そして実際に病院などの施設に訪れて、医療 連携の大切さを理解し、それぞれの職種の役割を学びます。このセミナーでは演習を通して「チームアプローチ」を学びます。

 one日目は、イギリスから英国連携教育推進センター副センター長のHelena Low先生から世界における連携教育の動向についてお話がありました。その後、いくつかのグループに分かれ2日目の準備をグループワークしました^^ 2日目に訪れる「新潟リハビリテーション病院」では1人の患者さんを受け持ちます。患者さんが今後どのように生活していくか、基本となる情報からどんな問題があるのか、それぞれの職種の視点に立って意見を出し合い問題点や質問をまとめました。

 two日目は、グループで新潟リハビリテーション病院へ行き、患者さんと実際に会ってお話を聞いたり、リハビリの様子を見学しました。現場の医師、看護師、理学療法士、作業療法士、ソーシャルワーカーの方々からお話を聞き、1日目に話し合った問題点について質問をしました。そして、グループで2日目に情報収集した事や、患者さんの思い、それぞれの職種の視点に立って思ったこと、職種間でどのように連携をして患者さんに関わっていけるかということを話し合いました。

 three日目は、2日目で話し合った事をグループごとにまとめ、発表しました。患者さんの立場になって他職種が連携して1つの事に対して取り組むことの大切さを身をもって実感しました。また、3日間一緒に過ごしたグループの人たちともコミュニケーションを取り、1つの事に取り組み仲良くなることもできました。そして、自分の職種について理解してもらえるよい場にもなりました up

 本当に有意義な3日間となりました。普段は、看護の事を勉強しているため、他職種の事についてはなかなか学ぶことができませんでした。しかし、このセミナーを通して他職種の役割、視点、アプローチの仕方など、その職種独自の方法や考え方があり、とてもためになることばかりでした。なによりも医療従事者が患者さんのために1つの事に取り組むには他職種間で連携をとって情報を共有していくことの大切さを学ぶことができました。患者さんあっての私たちの仕事です。患者さんを中心にして、いかに他職種間で強い連携をしていくかが今後働くうえでの課題になってくると思いました★

 今回このような有意義なセミナーに参加でき、自分にとってとてもプラスになることが多くありました。これからこのセミナーで学んだことを活かせるように更に勉学に励んでいきたいと思いますpencil