新潟青陵大学生のキャンパスダイアリー

1月9日（土）、冬季スポーツフェスティバルを開催しました。

午前（8時～12時）にバレーボール、午後（13時～17時）にはバスケットボールの計二種目を行いました。両種目の出場チーム数はバレー19チーム、バスケ10チームと、多くの方にご参加いただきました

これだけ多くのチーム数で大会を行うということを嬉しく思う反面、終了予定時刻を超過してしまうのではないかという懸念が、準備期間中は常に私たち学友会員の背後につきまといました。これまでの各種目のルール、進行の手順や方法をいくつか変更するなど、私達にでき得る限りの工夫はしましたが、それでも当日の運営がつつがなく進むかどうか、不安を捨てきることができませんでした

けれども、迎えた当日、結果は大盛況でした

出場者のみならず、今回は観戦しに来てくださる方も多くいらっしゃったので、体育館内には多くの人が集まり、両種目ともに大きな盛り上がりを見せました。ボールが床に落ちる度、或いは、ボールがリングを通過する度に、ワァーーーという声援が生まれました。
出場者、ギャラリー、あの会場にいたすべての人が見せる、その嬉々とした表情はまさに、「青春」という二文字が相応しいものだと感じました

キュッというシューズ音、弾むボールの音、場内を包む声援、それらすべては、まるで群落のようで、体育館内は綺麗な青色に包まれました

今回こうして、冬季スポーツフェスティバルの成功を収めることができたのは、ご協力いただいた教職員の皆様、参加してくださった学生の皆様のおかげです。心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。

そして、誰よりも、当日に審判や得点板やタイマー等々、ご協力いただいた出場者の皆様に、お礼を申し上げなければなりません。本当にありがとうございました。人手が不足している私たちの申し出、依頼を嫌な顔一つせずに快く受け入れてくださった時は、とても嬉しかったです。皆様のご尽力なくして、この成功はあり得ませんでした。
私達の不安を取り除いてくれたのは、他でもない、皆様でした。
本当に、本当に、ありがとうございました

短大学友会　新会長　稲葉
大学学友会　副会長　諸橋

はじめまして、新潟青陵大学4年の田代夏帆です

私は卒業研究でLGBTs当事者の自己受容度・自己受容過程について調査を行いました。
（LGBTｓとは・・・レズビアンLesbian、ゲイGay、バイセクシュアルBisexual、トランスジェンダーTransgenderの人々を意味する頭字語。「s」にはそれ以外の性的少数者も含まれる。）
私自身、当事者でもあります。

卒業研究をきっかけに、当事者同士の交流およびLGBTs理解の場を新潟でも作りたいと思い『RING』という団体を立ち上げました。
RINGでは当事者だけでなく異性愛者の参加も歓迎しています。
それは、マジョリティである異性愛者の皆さんに、LGBTsの人たちが「特別な存在」ではないということを知ってほしいからです。

（Twitter @NIIGATA_lgbt）

過去の交流会は専らお食事会でしたが、今後はボウリングや海遊びなどのレクリエーションも検討しています
実際に参加された皆さんはセクシャリティ問わず恋愛の話や仕事、友人関係、家族の話など様々な話題で盛り上がっています

 

（RING交流会の様子）

そして去年12月15日、RINGの活動が朝日新聞新潟版に掲載されました
RING交流会に参加してくださった新聞記者（異性愛者）の方が、RINGの様子や理念などを記事にしてくださいました。


（12月15日朝日新聞新潟版朝刊　24面）

私のFacebookでもご紹介させていただきました。

今年もRINGの活動は続けていきますので、興味のある方は是非ご連絡ください

田代さんは、今年度、本間優子ゼミで「『LGBTs』の自己受容に関する臨床心理学研究」というタイトルで卒業研究を行いました。
1月25日（月）2限、4112講義室で行う障害者心理学の授業では、田代さんに自身のライフストーリーおよびRINGの活動について紹介してもらう予定です。
LGBTsについて興味のある方はどなたでも（当事者でなくても大歓迎です）、ぜひご出席ください。
（臨床心理学科　助教　本間　優子）