精神障害者の方の講演会を開催しました
みなさん、こんにちは
福祉心理学科4年の熊倉です。
今日は5月9日(火)に開催した、精神障害者の方の講演会について紹介します
私は、『地域生活支援センターやすらぎ』で行った精神保健福祉士実習で、樋口さんと加藤さんという2人の利用者さんに出会いました。
お2人と会話をしていく中で、
「精神障害者の差別や偏見を減らすためにも、自分たちのことをより多くの人に知ってもらいたい!」
「大学で講演会をしたい!」
というニーズを聞きました。
そこで大学の実習担当である花澤先生に相談し、実習と並行しながらお2人の講演会を企画し、開催する運びとなりました。
当日、お2人には少し早めに大学に来ていただき、事前に呼びかけていた学生と一緒に昼食をとりました
会話をしながらだったので、お2人の緊張を和らげることに少しは役だっただろうと思います
今回の講演会は、主に私を含め3人の学生で企画・運営を行いました。
事前に話し合う時間もほとんど取れず、準備不足の感は否めませんでしたが、講演会スタート!
直前にバタバタしてしまい、お2人の状態(緊張、不安など)を確認することもそれをケアすることもできなかったと反省しました。
当たり前のことですが、何かイベントの企画を行う場合には、事前の準備が最も重要であることを痛感しました。
今回は精神保健福祉士の資格取得をめざす学生が主な対象であり、これから実習に行く学生も多く参加していました。
精神障害者の方の生のお話をうかがうことができる貴重な機会ということで、学生からお2人へたくさんの質問も出ました。
ユニークな受け答えに笑い声が響くなど、終始和やかな雰囲気の講演会となりました
今回お2人のニーズを素直に受け止め、実現できたことが、私の自信にも繋がりました。
またお2人にも、様々なことに挑戦すれば“できる”ということを体験していただけたと思います。
樋口さん、加藤さん、講演会開催にあたりご協力いただいた皆様、ありがとうございました