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2012年6月 8日 (金)

ひきこもりART FORUM はじめの一歩展

こんにちは!福祉心理学科2年の光用です。

6月2日、3日に万代市民会館で行われた、ひきこもりART FORUM はじめの一歩展に、ボランティアとして参加してきました!(青陵からは、5人の学生が参加しました)

私たちに任されたのは、主に受付のお仕事でしたrock

会館の5Fは、主にひきこもり当事者の方や、そのご家族、また、生きづらさを抱える人たちの作品が展示されました!

作品は絵画や習字、プラモデルや自作の曲などで、どの作品からも個性が感じられ、その人たちの心のメッセージが伝わってくるようでしたtulip

また2日は、「絵手紙」を作る体験コーナーも実施されており、私も体験してきました!色の組み合わせや水の量の調節が大変だったものの、集中して先生の指示に従っていくと、自分でも満足する作品ができました!初めての経験でしたが、とても楽しかったですnote(ちなみにアジサイを描きました)

3日は、月乃光司さんのトークショーと、ライブパフォーマンスがありました。

月乃さんも、パフォーマーの方も、実際自らひきこもりや依存症、精神疾患などを経験した方、脳性マヒの方だったので、普段聴けないお話を聴けたり、その人の「命」の表現を感じることのできるようなステージを見ることができましたshine

月乃さんは、新潟日報にて「心晴れたり曇ったり」を5年間連載されていたり、自伝を発表されたりなど、様々分野で活躍されています!トークショーでの詩の朗読は、感動しました!

そしてステージ発表を行った団体の1つに、K-BOXというプロダクションがあります!これは、心の病を抱えた方やひきこもりの方などがプロデュースを受けてアーティストやタレントとして所属しているプロダクションです!

ステージパフォーマンスもあったためか、1日目よりも多くのお客様がお越しになられて、受付も嬉しかったですhappy01

また、ひきこもりや生きづらさをテーマにした映画が上映されていたり、喫茶コーナーがあったりと、お客様はゆったりと過ごせるイベントだったと思います。コーヒーとクッキー、とってもおいしかったですheart

そしてイベントも成功に終わり、後片付けをして、ボランティア終了ですscissors

この2日間を通して、いろいろ学んだことがありました。

まず、ひきこもりの期間というのは、その人が次のステップに進むために、必要な期間であるということです。焦ってすぐに社会に出ようとすると、また潰れてしまう。 1年ひきこもったら1年かけて回復させる!といった、長期のスパンで、少しずつ、傷つくことに慣れていくことが大切なのだと学びました。

また、ひきこもり当事者が同じ悩みを抱えた仲間と出会うとともに、その家族も同じように、ひきこもりの方を抱える家族の仲間と出会うということも大切だと学びました。ご家族の方は、ひきこもりの方を隠そうとする傾向にあるらしいです。 隠し続けるよりも、同じ問題、悩みを抱えた者同士が集まる場があったなら、孤独や焦りにそれほど押しつぶされずに済むのではないかと考えました。(さまざまな自助グループがあることも知りました!)

今回このイベントのボランティアに参加したことで、ひきこもりや精神疾患に対する関心が高まった気がしますtulip

来年以降も、もし機会があったら参加したいと思いましたsun

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