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2013年10月 4日 (金)

平成25年度 自然体験活動指導者養成研修に参加しました!

こんにちは。福祉心理学科1年の狩谷です。

9月21日(土)から23日(月)の3日間、国立妙高青少年自然の家で行われた「平成25年度 自然体験活動指導者養成研修」に学生ボランティアコーディネーター10名が参加してきました。この研修会に参加した理由は、今後野外でボランティア活動をする際に役立つ知識・技術を習得したかったからです。しかし、3日間を通して学んだことはそれだけにとどまりませんでした。
参加者は44名、国公立施設の企画専門職の方々、青少年教育団体で活躍している方々、各県(最も遠いところでは熊本県)から小学校の先生、さらに盛岡大学、信州大学、福井県立大学、上越教育大学大学院の学生さんなど様々なメンバーが集まりました。そのような人たちが集まる環境で私たち一人ひとりが感じたことは、数えきれないと思います。コーディネーター10名それぞれの感想を書ければよかったのですが、今回は狩谷が代表して書かせていただきます。

研修の大まかな流れを説明しようと思います。
1日目は自然体験活動に関しての講義(1コマ90分)が朝の10時から夜の7時半までありました。2日目は主に野外活動をしました。ストレートハイクという活動ではコンパスと自分の歩幅だけを頼りに藪の中を歩き、ゴールを目指しました。その日の夜は大人も学生も協力して野外炊事をしました。3日目は自然体験活動の安全管理の実技と自然体験活動の企画・運営について学びました。心肺蘇生のやり方、AEDの使い方などを体験してきました。

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講義・実技で特に印象に残ったことを抜粋して記載します。
まず「参加者理解」という講義です。「教育的なプログラムを念頭に置くことも大切だが、参加者に楽しんでもらうことも大事で、その二つの兼ね合いを考えなければならない。」ということを学びました。また「自然体験活動の企画・運営」の講義では「プログラムで一番大切なのは『何をするか』よりも『何のためにするのか』ということ。」と講師の先生がおっしゃっていたことが心に残っています。これらはコーディネーターとして知っておくべき重要なことだと思いました。
安全管理、救助の仕方・AEDの使い方を実技で学べたことも私にとって貴重な体験です。実際にボランティアに参加するときに必要なスキルだと思うからです。
他校の学生のネットワークを自分から広げていこうとする姿勢、先生や指導員の皆さんの「学びに来ている、なんでも吸収していこう。」といった姿勢も見習っていこうと思いました。

2泊3日の慣れない研修会でしたが、大変多くのことが学べました。そう思えるのは、ボランティアコーディネーターにとって必要な知識・技術を吸収しただけでなく、講義の内容はもちろんのこと、講師の方々の講義の進め方、話し方に至るまですべてが今後の自分にとって参考になるものだったからです。いろいろと刺激を受けた3日間でした。

12月14日(土)、15日(日)には国立妙高青少年自然の家が主催する「福島こども力プロジェクト ふみだす探検隊」に運営ボランティアとして参加します。福島の子どもたちを対象にしたキャンプで、新潟県のマリンピア水族館や新潟県立科学博物館の見学、ネイチャークラフト体験などを行います。自然体験活動指導者養成研修で得た学びをこのキャンプで発揮し、子どもたちに存分に楽しんでもらえるよう頑張ります。

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