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2013年10月

2013年10月21日 (月)

妙高感謝祭に参加しました!

こんにちは!
学生ボランティアコーディネーターの畑山です!
みなさん三連休どうお過ごしでしたか?
私たちは妙高少年自然の家で行われたsun妙高感謝祭sun
アウトドアチャレンジ野外力検定のブースを担当し、
子供達と楽しく活動してきました!(^O^)!
当日は3,000人以上の来場者が訪れました!

種目は、

diamond巻結びdiamond

Photo
diamondもやいむすびdiamond

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diamond長さどんぴしゃdiamond

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diamondにおいの達人diamond

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この日のために、一ヶ月前から準備をしてきました。
子供達にどうやって説明したらいいか、楽しくできるかな、効率の良いやり方はなんだろう、、、など。
試行錯誤で当日を迎えました。

当日は大盛況で、子供達の笑顔があふれていましたhappy02
慎重にひとつずつ丁寧にやる子。
自信満々で大胆にやる子。
何度も何度も粘り強くやる子。
様々な子供がいました!
また、保護者のみなさんも子供以上に喜んで、真剣に取り組んでいました。
子供達成感を得られる体験になったと思いますshine
私たちも子供たちとの接し方や、会場の運営についてなど、沢山のことを学ばせていただきました!

学生ボランティアコーディネーターとして、初めての学外での自主事業でした。
反省もありますが、有意義な時間を過ごすことができましたwink

これからも学生ボランティアコーディネーターとして、
様々なニーズに答えていけるよう、レベルアップしていきたいと思いますsign03

2013年10月17日 (木)

第3回ボランティアトークが開催されました

こんにちは、学生ボランティアコーディネーター2年の渡辺ですhappy01
10月10日(木)、第3回ボランティアトークが開催されたので、ご報告します。

今回の講師は…病棟保育士中野朋子さんでしたshine

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『病棟保育士』とは…
病院に勤務する保育士さんのことです。入院している子どもに対して、食事や排泄の世話、着替えなどの通常の保育業務を行うほか、症状が重い子どもの場合には睡眠など静養の確保をします。症状が軽い子どもには教育や軽い運動、あるいは一緒に遊ぶなど、生活面をサポートします。直接治療に携わらないため、小さな患児にとっては安心できる存在として重要な役割を担っています。(参考リンク:進路発見ラボ

中野さんは、保育士や手話通訳のお仕事を経験されたのち、3年間新潟大学病院小児病棟の病棟保育士として勤務されていました。今現在は、病児デイサービス施設保育士として勤務されています。今回は、新大病院で病棟保育士をされていたときの経験をもとにお話ししていただきました。

当日、会場にはなんと59名の学生や先生方が来てくださいましたsign01
多くは幼児教育学科、子ども発達サポートコースの学生でしたが、福祉心理学科や看護学科の学生も来てくださいました。

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まず、小児病棟に入院する子どもたちについて詳しく教えてくださいました。小児病棟には、病気のためなかなか病室から出ることができない子どもが多いそうです。乳児から青年まで年齢がバラバラであるうえに、病気と戦う子どもたちとどう接したらよいのか中野さんは悩み、最初は大変だったそうです。しかし、ふつうの子たちとまったく変わらず、美味しいお菓子が食べたかったり、外で思いっきり遊びたい子ばかりなのだそうです。

中野さんは制限がある病院の中でも、どうやって子どもたちを楽しませればいいのか、いろいろな工夫を教えてくださいました。
例えば、講義の中では、なかなか外に出れない子どものために、「病院に雨を降らせよう!」という遊びをしたことを再現してくださいました。
子どもに画用紙で切った傘や雨に絵を描いてもらい、壁に貼っていくそうですrain
学生も参加させていただきましたhappy01

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また、治療を嫌がる子どもには、人形を使って治療を疑似体験させると良いということがわかりました。例えば中野さんは、酸素マスクによる吸入を嫌がるA君に、名前をつけた熊の人形をお友達として渡したそうです。(中野さんは)その人形に吸入をさせるフリをし、人形が「ぼく吸入がんばるよ!」と言っているようにA君に見せたそうです。そうしたら、子どもさんは「〇〇(人形)も頑張っているから、ぼくも吸入がんばる!」と言い、それから泣かずに吸入を行うことができるようになったそうです。

中野さんの一つ一つの経験談を聞いて、私は、子どもたちは中野さんのことをお母さんのような友達のような安心できる存在だと心から思っているんだろうなと感じました。
中野さんは治療をしないからという理由もあるかもしれませんが、中野さんが子どもと同じ視線に立って歩み寄るからこそ、子どもたちは中野さんに心を開いているのだと思いました。

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中野さんの講演後は、3人の学生から質問が出ました。
「遊びのネタに困ったことはありませんか?」「チャイルド・ライフ・スペシャリストとは?」など、とても興味深い質問ばかりで、どの学生も最後まで真剣に聞いていました!

まだ幼い子どもたちにとって、治療や長期の入院生活は酷なものだと思います。だからこそ、病棟保育士さんのような、子どもと同じ視線で子どもの気持ちを察してくれる人が必要だと思いました。しかし、新潟にはまだ病棟保育士は数人しか採用されていない現状があるそうです。小児病棟に入院する子どもたちがより子供らしく生活できるように、もっと病棟保育士さんの数を増やしてほしいと思いました!bearing

講師の中野さん、貴重なお話をお聞かせいただき、本当にありがとうございました!!
そして今回来てくださった学生・先生方のみなさんもありがとうございました!
ぜひこれからの就職活動や、病院ボランティアの参考にしてくださいheart01

では、ぜひまた次回のボラトークにご期待くださいhappy02

2013年10月 4日 (金)

平成25年度 自然体験活動指導者養成研修に参加しました!

こんにちは。福祉心理学科1年の狩谷です。

9月21日(土)から23日(月)の3日間、国立妙高青少年自然の家で行われた「平成25年度 自然体験活動指導者養成研修」に学生ボランティアコーディネーター10名が参加してきました。この研修会に参加した理由は、今後野外でボランティア活動をする際に役立つ知識・技術を習得したかったからです。しかし、3日間を通して学んだことはそれだけにとどまりませんでした。
参加者は44名、国公立施設の企画専門職の方々、青少年教育団体で活躍している方々、各県(最も遠いところでは熊本県)から小学校の先生、さらに盛岡大学、信州大学、福井県立大学、上越教育大学大学院の学生さんなど様々なメンバーが集まりました。そのような人たちが集まる環境で私たち一人ひとりが感じたことは、数えきれないと思います。コーディネーター10名それぞれの感想を書ければよかったのですが、今回は狩谷が代表して書かせていただきます。

研修の大まかな流れを説明しようと思います。
1日目は自然体験活動に関しての講義(1コマ90分)が朝の10時から夜の7時半までありました。2日目は主に野外活動をしました。ストレートハイクという活動ではコンパスと自分の歩幅だけを頼りに藪の中を歩き、ゴールを目指しました。その日の夜は大人も学生も協力して野外炊事をしました。3日目は自然体験活動の安全管理の実技と自然体験活動の企画・運営について学びました。心肺蘇生のやり方、AEDの使い方などを体験してきました。

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講義・実技で特に印象に残ったことを抜粋して記載します。
まず「参加者理解」という講義です。「教育的なプログラムを念頭に置くことも大切だが、参加者に楽しんでもらうことも大事で、その二つの兼ね合いを考えなければならない。」ということを学びました。また「自然体験活動の企画・運営」の講義では「プログラムで一番大切なのは『何をするか』よりも『何のためにするのか』ということ。」と講師の先生がおっしゃっていたことが心に残っています。これらはコーディネーターとして知っておくべき重要なことだと思いました。
安全管理、救助の仕方・AEDの使い方を実技で学べたことも私にとって貴重な体験です。実際にボランティアに参加するときに必要なスキルだと思うからです。
他校の学生のネットワークを自分から広げていこうとする姿勢、先生や指導員の皆さんの「学びに来ている、なんでも吸収していこう。」といった姿勢も見習っていこうと思いました。

2泊3日の慣れない研修会でしたが、大変多くのことが学べました。そう思えるのは、ボランティアコーディネーターにとって必要な知識・技術を吸収しただけでなく、講義の内容はもちろんのこと、講師の方々の講義の進め方、話し方に至るまですべてが今後の自分にとって参考になるものだったからです。いろいろと刺激を受けた3日間でした。

12月14日(土)、15日(日)には国立妙高青少年自然の家が主催する「福島こども力プロジェクト ふみだす探検隊」に運営ボランティアとして参加します。福島の子どもたちを対象にしたキャンプで、新潟県のマリンピア水族館や新潟県立科学博物館の見学、ネイチャークラフト体験などを行います。自然体験活動指導者養成研修で得た学びをこのキャンプで発揮し、子どもたちに存分に楽しんでもらえるよう頑張ります。

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